『授かり婚』で式を挙げれなかったから、これから結婚式を挙げたい。
でも、こどもがいるから・・・
再婚でこどもがいるから、結婚式を挙げたいけどあきらめようかな・・・
そんな風に考えているあなた、それはもったいない!
こどもがいても、結婚式は挙げられます。
むしろ、子供がいることで、より魅力的なウェディングにすることも可能なんです。
あきらめることはいつでもできます。
まずは、子連れのウェディングがどういうものなのかをよく知ったうえで、やるかやらないかを決めるのでも遅くはありませんよ。
Contents
ファミリー婚・パパママ婚ってどんな結婚式?
ファミリー婚・パパママ婚・ファミリーウェディング・子連れ婚etc.
いろいろな名前で呼ばれるけれど、簡単に言えば『子供と一緒に結婚式を行う』ということ。
おめでた婚や再婚で、結婚式の時点でお子様がいるのなら、ぜひ一緒に式に参加させてあげましょう。
最近は結婚も多様化。
子連れの結婚式も全然珍しくありません。
特にアラフォー世代ともなれば、早めに子供を持つことは経済的にも、女性の体を考えた場合にも有効です。
でも、子どもができたからと言って『結婚式をあきらめる』というのはイコールではないんです。
ファミリー婚ならでは、かわいい子供たちの演出

子供がいることで、制限されてしまうプログラムも確かにありますが、それ以上に子供たちがいるからこそ行えるイベントもたくさんあります。
フラッグボーイ・フラッグガール
新郎新婦の入場の前に、入場を知らせる旗(フラッグ)をもって先導する子供のこと。
バージンロードをかわいらしい子供が先導する姿に会場が和みます。
海外のファミリーウェディングで人気の演出です。
自作フラッグを子供と一緒に作成しても記念になりますね。
フラワーガール(ボーイ)

挙式入場の時、かごに入れた花びらをまきながら花嫁の前を歩く女の子。
一般的には女児がおこないますが、男の子がおこなっても問題ありません。
リングボーイ(ガール)

挙式で新郎新婦が交換する結婚指輪を運ぶ役割の男の子。こちらも女の子でも問題ありません。
ハプニングもいい思い出に

大人の思い通りに動いてくれないのが『子供』というものです。
泣いちゃったり、間違えたり、ハプニングになることも多々あります。
でもむしろその方が、間違えなく行った場合よりも記憶に残り、後々もよい思い出話として話題になるものです。
『パパ・ママの結婚式をお手伝いした』という経験は子供にとっても大切な思い出となることでしょう。
ファミリー婚・パパママ婚に対応した結婚式場を探そう。

ファミリー婚が一般的になってきているとはいえ、すべての結婚式場で対応してくれるわけではありません。
同じファミリー婚対応の式場であっても、できることできないことの違いや、託児所やプレイルームの有無など、会場によってそれぞれ異なります。
自分たちの思い描く挙式ができるのか、ウェディングフェアや挙式見学会でしっかりと話を聞いておきましょう。
「Hanayume」の結婚式場検索なら、託児サービスありの式場検索も可能です。
子供と一緒の結婚式も楽しそうだと感じてきましたか?
そうは言っても、やっぱり子供と一緒の結婚式はなんだか不安…
そんなあなたのために、ここからは『ファミリー婚のよくある疑問』にお答えします!
結婚式を挙げるのは、子どもが何歳の時がいい?
子供と一緒の結婚式。
今生まれたばかりの状態では、さすがに式に参加するのはむずかしい。
では、いったい何歳ぐらいがいちばんいいのでしょうか?
お披露目するなら6か月以降がおすすめ

生後6か月もすると、子育てにも慣れ、子ども首が座って移動も楽になります。
『おめでた婚』で結婚されたカップルでは、生後6か月から1年以内に挙式をあげることが多いという調査結果が出ています。
6~12ヶ月のメリット
この時期の良いところは、子どもが動かないこと。
基本的にこの時期の子供は、ほとんどの時間を眠って過ごしています。
かってにどこかに行ってしまう心配もないので、挙式は比較的予定通りにすすめられます。
6~12ヶ月の注意点
逆にほとんどの時間寝ているので、起きている時間をゲストに見てもらえないこともあります。
ただ、赤ちゃんは寝顔もかわいいので、顔を見られるだけで幸せな気分にさせてくれます。
また、子育てと同時に挙式の準備を行わなくてはならない点も注意が必要です。
初めての子育てで大変な中、式の準備も行わなくてはいけないとなると結構大変です。
ここは男性がしっかりサポートしてあげましょう。
1~2歳はいたずら盛り、高級なもののある会場は注意!

自由に動き回れるようになる年齢。
いろいろなものに興味を持って動き回るので、目が離せない時期でもあります。
新婦が見ていられない間は、だれか面倒を見てくれる人をお願いしておきましょう。
1~2歳のメリット
簡単なイベントならお願いして一緒に式に参加することができます。
表情や動きも大きく、かわいらしさは倍増します。
1~2歳の注意点
こどもによっては人『見知り』が始まり、大勢に人の中では緊張してしまう子が多いのもこのころです。
逆に元気すぎる子は、活発に動き回る時期なので目が離せないという大変さもあります。
3歳を過ぎれば話も分かるので、いろいろなイベントに参加可能

3歳を過ぎるころには、物分かりもよくなり、ある程度言うことを聞いてくれるようになります。
上で紹介しているフラッグボーイ・フラッグガールなどの役割も、この年になればしっかりとこなしてくれます。
子育てにも、ある程度慣れてくるこの時期に式を計画されるカップルも多いです。
3歳以上のメリット
お願いしたことをきちんとこなせる年齢なので、いろいろなイベントが計画可能。
このころからは記憶にも残るので、思い出として後々でもお話しすることができます。
子育てに慣れてくる時期なので、比較的結婚式準備にも時間がとりやすいのも利点と言えるでしょう。
3歳以上の注意点
人見知りや、いたずらは1~2歳児に比べれば落ち着くものの、まだ目が離せない点ではかわりません。
年齢が大きくなると、恥ずかしがって参加してくれないこともあるので、大きくなっても小学校入学前くらいまでに行うのがおすすめです。
子連れの結婚式って、招待される方は迷惑じゃない?

もし、あなたが子連れの結婚式に招待されたとしたらどうですか?
『子連れの結婚式に招待するなんて、全く迷惑な人だな』なんて考えますか?
かわいい子供の顔を見て見たいとは思っても、迷惑だと感じることは少ないのではないでしょうか。
それは、ゲストにしても同じ、親類・知人・友人であれば、ほとんどの場合、迷惑だと感じる人はいません。
ただし、お付き合いで呼ばれるような会社の同僚や上司によっては、迷惑と感じる人もいるかもしれません。
でも、そんな人々はおそらく子供がいてもいなくても迷惑や面倒だと感じているはずなので、それほど気にする必要はないでしょう。
迷惑に思われそうな人は初めから招待せずに、心から祝福してくれそうな友人だけの少人数ウェディングにするのがおすすめです。
ファミリー婚の招待人数ってどれくらい?
小さい子供が参加する式では、イレギュラーも発生します。
ただでさえいつもと違う環境であるのに、大人数相手では子供も大変。
新郎新婦も子供に気を気張りながら大人数のゲストにも気を配るのでは疲れてしまいます。
ファミリー婚では、「いかに子供に負担をかけずに式を進められるか」という視点も重要になってきます。
あまり大人数ではなく、親族や親しい友人に限定した少人数での式がおすすめです。
会社関係者や上司には後日個別にあいさつに行くようにしましょう。
出産祝いもらったばかりだけど、ご祝儀ももらっていいの?

こどもが小さい場合、少し前に『出産祝い』をもらっている場合も多い。
そのうえで、また結婚式を行ってご祝儀をもらうのは気が引ける、ということもあるかもしれません。
ですが逆に考えると、結婚式に参加した後で、出産の報告を受けることもあります。
その場合に出産祝いをおくっても『ご祝儀払ったばかりなのに』とは、あまりならないはず。
なので、それほど気にしなくてもいいかもしれません。
とはいえ、やはり気になるというのでしたら、「会費制」の披露宴にしてみてはいかがでしょうか。
ご祝儀の場合3万円からが相場ですが、会費制ウェディングでは、1万円台から開催することも可能なので、ゲストの負担も少なくなります。
一般的に会費制ウェディングはカジュアル寄りの式になる場合が多いので、アットホームな雰囲気は子どもがいるファミリー婚にもピッタリです。
ファミリー婚・パパママ婚の注意ポイント
最後に、子どもと一緒のファミリー婚・パパママ婚の注意ポイントをまとめてみましょう。
- 会場は託児所やプレイルームを完備した、『ファミリー婚対応』の会場を選ぶ。
- 年齢のおススメは6か月から1歳まで、もしくは2~3歳くらいの時期の開催がおこないやすい。
- 式の規模は少人数がおすすめ。こどもの負担にならないカジュアルな形がベスト。
- 子育てしながらの式の準備は大変。両親やパートナーなど協力してくれる環境を準備しよう。
- 式は親族・中のいい友人中心に。気を遣わずに楽しい式ができます。
- プログラムは余裕をもって計画。子供を飽きさせないような構成を作りましょう。
- トラブルもいい思い出。計画通りにいかないことがあっても、あとになったらいい思い出になります。
子連れの結婚式はやっぱり難しそう……そんな時は
ここまで読んでみても、やっぱり「こどもと一緒の結婚式は難しそう」と感じましたか?
ゲストを招いて結婚式を主宰するのですから、その不安はあってあたりまえです。
不安要素は、式場のウェディングプランナーに質問すれば大丈夫。
たいていの悩みは、他の先輩方も同じように不安に思っていたことなので、解決策を提案してもらえることでしょう。
それでもやはり難しいと感じるのなら、写真撮影だけの『フォトウェディング』がおすすめです。
他のゲストに気を使うことなく、思い出の写真を残すことができます。
また、ハネムーンを兼ねた『リゾートウェディング』もおすすめ。
家族だけのリゾート地での挙式なら、ゲストに気を使うこともなく挙式がおこなえます。
こどもが3歳未満で、座席を使わないフライトであれば航空料金がかからないのも魅力。
新婚旅行もまだの場合は検討してもいいのではないでしょうか。
【大人婚】挙式は海外?それとも国内?リゾートウェディング両者のメリット、デメリットを比較!
いろいろな理由で結婚式を挙げない『ナシ婚』も増えている現代ですが、どんな形でも結婚式は挙げておく方がいいです。
これは式を挙げなかったカップルの71.5%もが「結婚式を挙げなかったことを心残りに思っている」(リクルートブライダル総研調査より)というアンケート結果よりも明らかです。
後になればなるほど、挙げにくくなるのが結婚式。
思い立ったなら早めの行動を行いましょう。