ゲストを決める方法

大人婚

アラフォーの結婚式には、だれを招待する?ゲストを決める方法

結婚式が決まったら、まず行うのが招待客の選定

一般的な結婚式では平均60~70人のゲストを招待して披露宴を行うことが多い。

20~30代の結婚式では予算と相談して人数を決めていくことが多いが、アラフォーの結婚式では予算よりも、どのような式にしたいかというイメージを優先してゲストの人数、とだれを招待するのかを決めていくことがおすすめです。

では、招待客はどうやって選んだらいいのでしょうか?

アラフォーの結婚式ならではの問題についても紹介します。

30代後半以降の大人婚は少人数、アットフォームな挙式が人気

新郎新婦の年齢が高い場合、親戚はかなり高齢になってくることが多い。

両親はともかく、他の親類を招待することが難しい場合もあります。

友人たちも同年代であり、家庭・仕事と忙しい年代でなかなか時間をとることも難しく参加できない人も多いでしょう。

そのため必然的に少人数で挙式となってしまう場合が多い。

人数は少ないが、若い世代に比べると経済的には余裕がるあるので、その分ゲストへのおもてなしが重視されます。

「私たちを見て!」という新郎新婦が主体の式ではなく、今までの感謝を表現する『ゲスト主体』の式が多く行われています。

逆に、こんなときしか集まれない!大集合するのもあり!

落ち着いた式が好まれる一方で、ほとんど集まることのできない懐かしい仲間をたくさん招待して昔のように騒ぐ、派手派手しい式が行われることもあります。

歳を重ねるほどに、昔の仲間と集まることは難しくなります

全員集合できるのなんて、それこそ結婚式か葬儀くらいしかない。

年齢に関係なく、顔を合わせるだけで昔の気持ちに戻れる。そんな仲間にお祝いしてもらえるなんて、素晴らしいことだと思いませんか?

結婚式は、何歳だからこうしなくてはいけないという決まりはありません。

つまりは、自分たちがどのような式にしたいのか?それが一番重要であるということです。

会社や仕事関連ではなく、あくまで友人としてお世話になった人を中心に招き、今までの感謝を込めてゲストをもてなすことを重要視した式を企画しましょう。

もっとも大変な作業「招待客の選定」

せっかくの祝いの席、できるだけ多くのゲストに祝福してほしいと思うのは当たり前。

とはいえ、知り合い全員を招くことは不可能。

ここで問題となってくるのが、招待客の線引きです。

年を重ねるほどに人付き合いも増えていくため、どこまでの人を招待するかは非常に悩みどころ。

そのためには、まず結婚式の規模を考えましょう。

どのくらいの結婚式を行うかは、予算を基準に考えるか、招待客から考えるかの二つのアプローチがあります。

結婚式の予算を決めよう

結婚式の予算
結婚式の予算

最も重要な指標として、まずはこの結婚式にかかる費用の上限を決めましょう。

上限が決まれば、必然的に招待できる人数も決まってきます。

一般的には、『ゲスト一人あたり5.5万円』を目安に考えます。

例えば、予算三百万円の式を企画するのならば、

300万÷5.5万≒55人

という感じです。(会場や演出、食事の内容などによってこの数字は大きく変わってきます)

この場合、新郎・新婦でそれぞれ25~30名を想定して招待する人を選びます。

人数が決まれば、収容人数に合わせて会場を選ぶこともできます。

会場はいくつかの候補を選び、ブライダルフェアや会場見学会を利用して実際に話を聞きに行きましょう。

ただし、ブライダルフェアの最初の見積もりは最低限の価格で見積もられることが多く、あとで追加費用がかさみ予算オーバーなんてことにもなりかねません。

最初の見積もり+100万円くらいの余裕を持った計画を立てましょう。

必ず招待したい人を決めよう

予算的なものよりも、自分たちの望む式を行いたい場合は、招待するゲストから考えていきましょう。

まずは予算に関係なく、招待したい関係者を 「親族」「友人」「会社関係の人」の3種類に分類 しながらかきだしていきます。

ひとまず思いつく限り全員書き出して構いません。

書き出せたら、参列してほしい順に番号を振っていきます。

パートナーの招待客リストも出来上がったら、それぞれに必ず招待したいのはどこまでかを決めます。

この時だいたい同数になるあたりを調整し、招待客の総数を出しましょう。

この人数に5.5万円をかけることで大まかな結婚式の予算が完成します。

予算に余裕があれば、もっと招待客を増やしたり、料理のグレードをあげるなどの調整が行えます。

最初に分類した 「親族」「友人」「会社関係の人」 もあとで席決めの際に役に立ちます。

逆に、人数が多すぎて絞れない場合は披露宴の参加者は制限して、会費制の2次会や食事会を企画して多くのゲストにお祝いしてもらえるよう調整しましょう。

アットフォームな少人数結婚式

『大人婚』の場合、披露宴は行わず、親族や身近な友人だけを前いて挙式をあげる少人数結婚式を行うのもおすすめです。

二人だけの結婚式『ふたり婚』

リゾートウェディング
リゾートウェディング

両親も呼ばず、二人だけで式を挙げるのが『ふたり婚』

利点は、自分たちだけで行うので準備に手間がかからない人の目を気にせず自分らしい形の式が挙げられることなどです。

ゲストがいないので、場所も自由。

新婚旅行とともに海外でリゾート挙式なども行いやすい。

二度目となる招待客を気にしている再婚カップルも、安心して挙式があげられます。

ただし、娘とのバージンロードを夢見ているお父さんもいるので、きちんと二人だけで式を挙げることは、両親に了解をとってから行うようにしましょう。

両親・家族と行う『ファミリー婚』

友人などは招かず、家族だけの最少人数で式を行います。

ふたり婚と同じように、ゲストをもてなす作業は最低限ですむので、予算的にも作業的にも楽です。

お互いの家族とも顔合わせができるので、結納で顔合わせが行えていない場合は特に有効です。

リゾートウェディングのように家族旅行を一緒に行ってもよいでしょう。

この場合、友人や会社関係者には、別途食事会などを企画してお祝いしてもらうこともできます。

気の合う仲間との『人前式』

バブルシャワー
バブルシャワー

『人前式』とは、神様にではなく、参列してくれた仲間にふたりの愛を誓う挙式のかたち。

決まった形式の式ではなく、自由な形でふたりの結婚を祝福してもらうことができます。

神社や結婚式場で式を行うのが恥ずかしい場合は、雰囲気のあるレストランを貸切りで行うなど、二人のイメージに合った式が可能です。

ただし、あまりに自由過ぎて何をしていいのかわからないという場合は、基本は結婚式場のプランを利用して行う方が逆に簡単かもしれません。

歳を重ねたからこそできる『大人婚』を目指そう

アラフォー世代の結婚式の傾向としては、招待客の人数を絞ったアットフォームな式が好まれています。

会社や仕事関連ではなく、あくまで友人としてお世話になった人を中心に招き、今までの感謝を込めてゲストをもてなすことを重要視した式を企画しましょう。

ゲストは心から二人を祝福し、新郎新婦は心からゲストに感謝を伝える。

全員がゆったりと過ごせる、自分たちだけの『大人婚』をゲストともに作り上げてください。

gensen wedding

 

  • この記事を書いた人

miyabi

アラフォーを通り越してアラフィフに迫る結婚歴は15年の40代、 フラワー業界を通じてウェディングに20年以上携わっています。 自らも、数多くの式に参列した経験をもとに、これから式を挙げるカップルのためにウェディングのすばらしさを紹介しています。

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