結婚式の基礎知識

『大人婚』を挙げることが決まったら準備すること【期間ごとに解説】

結婚が決まったら、一刻でも早く式を挙げたい。

そう思うかもしれませんが、結婚式を行うまでには多くの準備が必要となります。

あわてて式を挙げて、ああすればよかったと後悔しないように、しっかりとした準備を整えましょう。

今回は式に至るまでに準備することを、時期ごとにまとめました。

大きな流れを理解して、最高の結婚式を作り上げましょう。

Contents

結婚式の準備 6~12か月前

プロポーズをOKしてもらい、結婚することが決まっても、結婚式をすぐに挙げることはできません。

会場選定から、準備を含めるとおよそ、半年から1年の時間がかかるのが一般的。

年齢的にすぐにでも結婚式を行いたい場合は、披露宴はあとにして挙式だけをあげるという方法もあります。

この場合、準備するのは会場とウェディングドレスくらいなもので、会場に空きさえあればひと月程度の準備でも可能です。

もちろん「ナシ婚」で婚姻だけを結ぶなら、婚姻届けを役所に出せば24時間365日いつでもすぐに婚姻を結ぶことは可能ですよ。

そういった例外は別として、今回は一般的な挙式と披露宴を準備すると仮定して必要なものを紹介していきます。

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参加人数 

最初に決めるのは、どのくらいの規模で結婚式を行うかということ。

30代後半からのアラフォーの結婚式では、家族だけ・親しい友人だけといった『少人数挙式』を行う場合と、逆に100人以上を集める『大人数挙式』どちらかになる場合が多い。

この招待する人数によって、会場もおのずと絞られていきます。

少人数ならともかく、大人数では収容人数の多い宴会場を持つホテルや、大型の結婚式場に限られます。

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式の形式

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式の形式とは、簡単に言えば『だれに対して永遠の愛を誓うか?』ということ。

  • キリスト様に誓えば「キリスト教式」
  • 天照大神をはじめとする日本の神々に誓えば『神前式』
  • 神様ではなく、友人や家族に誓えば『人前式』

となります。

実際にどのくらいの割合で行われているかというのが下のグラフ。

ゼクシイの調査によれば、56%以上のカップルがキリスト教式を選び、神前式と人前式が残り半々という割合です。

とはいえ、年代的にみるとアラフォー世代の挙式では、キリスト教式は5割を割り込み、和装で行う『神前式』の割合が増えているのが分かります。

式の形式によって会場選びが変わってくるので、希望の形ははじめによく話し合っておくことが必要です。

洋風の中に和風テイストを組み込んだ『和モダン』なウェディングも大人婚では人気。

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親の意見にも注意!

自分たちではキリスト教式のつもりでも、親や実家のしきたり的に神前式でなければ許されない。なんていう場合もあります。

話を進める前に、親に一言説明しておく方が、後々のトラブルになりにくいのでおススメです。

開催地選び

次にどの場所で式を挙げるかを決めます。

基本は現在の居住地の近くで式場を探すのが一般的だが、新郎新婦どちらかの実家がある場所で行ったり、海外で行うリゾートウェディングなどもあります。

開催地が決まらないと、この後の式場選びも行えません。

大まかに開催地を絞ってから式場選びに入りましょう。

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結婚式場選び

人数・式の形式・場所を満たす中で式場を選びます。

式場選びは、準備の中でも最も楽しいと言っても過言ではありません。

今まで見たこともないような豪華な教会や、模擬ブライダル体験、ウェディングドレスの試着や料理の試食など、ウェディングフェアに参加することで様々なサービスを体験することができます。

ここと会場を決めたなら、式当日までは案内してくれるプランナーさんと二人三脚、いや三人四脚で準備を進めていくことになります。

自分たちのイメージする『大人婚』に合う会場であることはもちろんですが、ウェディングプランナーさんが自分たちと気の合う人であるかどうかは、しっかりと見極める必要があります。

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結納

近年は結納をおこなわないで結婚式に臨むカップルも多くなりましたが、両家の顔合わせという点でもきちんと行っておくことがおすすめです。

結婚式は当人だけではなく、家と家とのつながりも重要。

結婚式だけの話ではなく、結婚後の生活、家族づきあいにしても始めの印象というものは今後の生活にも影響していきます。

それぞれの両親としっかり話を通して結納、そして本番の結婚式の予定を決定していきましょう。

両家ともに形式ばった形は好まない場合は『顔合わせ食事会』などのカジュアルな形での開催も構わないですが、自分たちだけで決めてしまうと後々問題となる場合もあります。

大人であるならなおのこと、周囲の意見もきちんと聞いたうえで企画をたてて行きましょう。

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結婚式の準備 4か月前

両家の顔合わせも終わり、式場やおおまかな流れが決定したら、まずは時間のかかる項目から順番に進めていきましょう。

まだまだ時間があるように思えますが、あとになればなるほどやることが増えていきます。

できることは前倒ししてでも早めに進めておくことが重要です。

写真の前撮り、する?しない?

「前撮り」とは、結婚式の前に写真撮影だけのウェディングを行うこと。

結婚式当日も、式の前後に式場での記念撮影は行われるが、何しろ当日は忙しい

自分たちの準備だけではなく、ゲストの対応やイベントの進行、あいさつなど、分刻みの予定がびっしりです。

せっかくの思い出の写真。

後悔の無い最高の一瞬を納めておきたいものです。

多くのカップルが前撮りを行っている

実に7割近いカップルが前撮りを行っているのは、ゆっくり撮影できるという利点のためだけではありません。

場所や衣装も自由に変更可能

式場とは違う雰囲気や、自然の中など、自由なシチュエーションでの撮影が可能。

式は和装だが、やはりウェディングドレスを着たかったという花嫁さんも希望を叶えることができます。

時間に縛られず、納得した写真撮影が行える

時間に余裕があるので、納得いくまで撮影が可能。

その日は撮影だけに集中できるので、心の余裕も生まれます。

ウェディングドレスの決定

ある意味もっとも時間がかかると言っても過言ではないのが、ウェディングドレスの選定

式場によって選べるブランドやデザインに違いがあります。

気に入ったデザインがあってもオプションで別料金がかかることも多く、式場決定の時点からある程度検討しておく必要がある事案でもあります。

どうしても式場の用意する中に気に入ったドレスがない場合は、外部のレンタルドレスを利用することも可能です。

その場合、別途持ち込み料金が発生することや、持ち込みドレスを(トラブル防止のため)もともと受付していない結婚式場もあります。

希望のドレスがすでにある場合は、利用できるかをプランナーさんとよく相談しておくようにしましょう。

レンタルドレスの専門店の中には、一部持ち込み料金を負担するサービスを実施している店舗もあります。検討してみましょう。

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祝辞・乾杯・挨拶の依頼

あいさつをお願いするゲストには、早めに依頼と確認を済ませておく必要があります。

基本的には来客の中で最も格の高い『主賓』に依頼することが多い。

ただ、大人婚では身内や友人だけを招くことも多いので、その場合は親友やお世話になった親戚などにお願いするようにしましょう。

挨拶はいろいろな事情で断られる可能性もあるので、余裕を持った依頼を行うようにします。

依頼を行う場合はできるだけ直接出向いて結婚の報告とともにお願いするのがマナー。

招待状を送るついでにお願いするような失礼はおこなわないように注意しましょう。

披露宴の進行・プログラムの検討

早い時点からおおまかな式の進行は決めておきましょう。

挨拶のようにお願いする必要があるものや、機材の手配が必要なものなど、直前では間に合わない場合もあります。

話し合いを進めていくうちに変更が生じた場合もリカバリーしやすいよう、余裕を持った計画が重要。

多くの人は初めての経験なので、基本的な流れはプランナーに組んでもらい、気になる部分や変更したいイベントを相談して自分たちならではの式を組み上げていきましょう。

結婚指輪の準備

結婚式で必ず行われるのが、指輪の交換

データによると、9割以上が結婚指輪を用意しています。

婚約指輪と違い日常から身に着けるものなので、装飾も派手ではない落ち着いたものが多く、比較的価格も抑えられています。

とはいえ、1割程度は結婚指輪を準備しないカップルがいるのも事実。

  • 予算削減のため
  • 用意してもどうせ身に着けないから
  • 男性がアクセサリーを身に着けるのが嫌いだから

など、理由はさまざまですが、普段身につけないのだとしても記念としての指輪は用意する方がいいと思います。

リングは「円」永遠に途切れない愛情を表しています。

そして、心が宿る心臓に一番近い場所として、左手の薬指にはめることが婚姻の証とされているのです。

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男性に提言:「結婚指輪はいらない」という女性の真意を考えよう

「用意してもどうせ身に着けないからいらない」と女性の方から言ってきたとしても、本心では結婚指輪は欲しいし、身に着けてもらいたいと思っていることが多い。

ことにアラフォーでの挙式を行う男性などは、『結婚指輪をつけるのは恥ずかしい』と、はじめからつけたがらない人も多い。

男性のそんな気持ちを汲んで「結婚指輪はいらない」と言っている可能性があります。

相手の女性が本心から「いらない」と言っているのかどうか、よく話し合って決めるようにしましょう。

ブライダルエステ

人生で一番美しい瞬間を作り上げるためには、一朝一夕の準備では難しい。

一生残る結婚式の写真を後悔しないために、早いうちから準備を整えておきましょう。

結婚式場でもおすすめのエステコースを設けていることが多いですが、外部のエステの方が自分の肌にあっているという場合もあります。

ウェディング向けのエステは多くのサロンで提供されているので、自分に合った施術を早めに見つけておきましょう。

新郎にエステは必要ない?いいえ、男性もお肌のコンディションは重要です!

『ブライダルエステ』と言うと、女性だけと考えるかもしれませんが、男性も他人事ではありません。

女性ほどではないにしても、顔の”しわ”や”シミ”はできるだけきれいにしておきたいところ。

日頃、身なりに無頓着な男性も、一世一代の晴れ舞台です。できるだけのことはしておきましょう。

エルセーヌの男性向けのエステもあります。エステ体験【エルセーヌMEN】

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結婚式準備 3か月前

結婚式3か月前にもなると半分夢心地だった気分も、だんだんと現実味を帯びてきます。

ここからは式の細かい内容を詰めていくことになるため、決めなければならないことが山積みです。

日々の生活もある中で、結婚式の準備だけに時間をとるわけにもいかない。

もし前倒しで決められるものがあれば、どんどん進めていくことがおすすめです。

披露宴に出す料理の検討

特にこだわっておきたいのが、披露宴の料理

式場がはじめに組み立てる見積もりの料金に含まれる料理は、最低限のコースしか含まれない場合が多い。

中にはお酒の見積りが入っていない、なんてことも……

料理の料金はランクを上げると、「追加料金×招待客数」と一気に跳ねあがります。

この時期になってしまうと、すでに式場を変更するのはかなり難しくなります。

料理の内容が納得できないなど、トラブルにならないよう料に、料理の内容は会場選定の時点からよく考えておきましょう。

ここから、料理の内容やグレード、品数など、細かいメニューを決定していくことになります。

こだわりを持って選んでいきましょう。

ウェディングケーキの検討

ウエディングケーキ

料理と同じように、ウェディングケーキのデザインも決めていかなくてはなりません。

初めの見積りに入っているケーキがどの程度のものなのか、料理同様に会場の選定時点でよく確認しておきましょう。

ウェディングケーキは会場でもかなり目立つアイテムとなります。

オーダーデザインをする場合などは、この辺りで決定しておかなくてはいけません。

引き出物の検討

参列してくれたゲストに対する感謝の気持ちとして渡すお土産が「引き出物」

今では、『ご祝儀に対するお礼・お返し』としての意味合いが強いので、一般的にはご祝儀一件に付き一つお渡しするのが通例となっています。

多くはメイン・引き菓子・縁起物の3点で構成されることが多いですが、決まりはないので、1点でも2点でも問題はありません。

相場としては、

  • 友人で、3,000~6,000円
  • 親族・上司で、5,000~15,000円

程度が半数以上を占めています。

もらって困るようなもの(名前入りの食器セットなど)は避けるのが賢明です。

人気はやはりカタログギフト

持ち帰るのにもかさばらず、自分の好きなものを選べる利点があります。

しかし、単価の低いカタログギフトは選べる商品もいまいちで、式の参列経験が多いほど不評です。

大人婚では、ランクを上げたカタログにして商品を充実させるか、今までにない『体験をおくるカタログギフト』などもおすすめです。

カタログも不要!カードで贈る引き出物

こちらの『引き出物宅配サービス”結-yui-』は、掲載する商品を自由に選べるデジタルカタログギフト。

ゲストによって内容を変更することもできます。

さらに、持ち帰り荷物が増えて不評な、引き菓子や縁起物も一緒に宅配可能。

無駄に重いカタログブックを持ち帰らなくて済むので、ゲストも楽ちん。紙の使用も抑えられるので環境にも優しいです。

両親への記念品の検討

引き出物とともに両親への記念品も検討しておきましょう。

人気の記念品としては、生まれたときの体重を再現した『ウェイトベア』などがありますが、大人婚の記念品としてはいささか可愛すぎ。

では何がいいのか?

おすすめのひとつとして、時計の贈り物はいかがでしょうか?

今まで過ごしてきた『時』の思い出をプレゼントする意味合いがあります。

実用性があるのはもちろん、プレゼントを渡す時の時計の針を、自分たちの生まれた時間に合わせて渡すなんていう演出として利用することもできます。

新婚旅行の検討

結婚式後に新婚旅行を計画しているなら、この時期前に手続きを済ませておきましょう。

結婚式まで2ヶ月を切ると、決めなければならない事項が山済みで、のんびり旅行計画を立てるどころではなくなってしまいます。

海外旅行を計画している場合は、国内旅行よりももっと前から決めておく必要があります。

こんな時代だからこそ、国内で優雅な新婚旅行を

感染症対策で海外旅行が難しい今だからこそ、新婚旅行は優雅にプレミアムな宿を利用してみませんか?

海外に行ったと考えれば、宿のランクを一つや二つあげて計画することも可能です。

情勢の回復を待つのも方法ですが、新婚時代の旅はやはり違います。

海外旅行はのちに取っておいて、今は日本の魅力を再発見するたびに出かけてみてはいかがでしょうか。

結婚式準備 2か月前

ここまでくると、結婚式まではもうすぐ。

ここからは式の詳細を取り決めていきます。

招待客への案内もスタート。

参加者の人数がここで決まります。

最終的な料理の数など、細かな調整を進めていきましょう。

招待状の準備

招待客に招待状を送ります。

基本的には招待状を送る前に、事前に根回しをしておくと来客数の把握などが容易になるのでおススメ。

メールや電話などであらかじめ「結婚すること」「結婚式に参列してほしいこと」などを伝えて了解をとっておきましょう。

便利なWEB招待状

これまでの招待状と言えば、紙の手紙が常識でした。

しかし今はもっと便利な『WEB招待状』があります。

WEB招待状の特徴
  • 簡単にきれいなデザインのオリジナル招待状が作成できる。
  • 作成した招待状はLINEやメールで送信可能。住所がわからなくても招待できます。
  • 返信が早い。出欠の確認がすぐに可能。手紙送付のタイムラグがありません。
  • ゲストリストの作成が簡単。いちいちエクセルに入力しなくても、招待客リストが完成します。

今では年配の方でもスマホを持っている時代。

WEB招待状を使うことで、準備作業がすごく楽になります。

WEB招待状を使う利点はそれだけではないんです!

  • ご祝儀の事前お支払い機能(クレジット決済可能)
  • QRコードを使用したスマート受付機能。芳名帳に記載する必要がなくスマホだけで出欠確認ができます。
  • 紙のような制限がないので、式場のマップ、プログラム、二人のプロフィールなど、多くの情報をおくることが可能。

無料で実際の機能をおためしすることもできるます。まずは一度どんなものなのか触ってみてはいかがでしょうか。

二次会の検討

二次会を行うかどうかも、この時期までには決定しておきましょう。

二次会の幹事をお願いできそうな人がいない場合は、二次会代行も利用できます。

ゲストに気を使うことなく進行もすべてお任せできるので、おすすめです。

BGMの決定

式の印象を大きく左右するのがBGM

近年、結婚式場で利用する音楽については著作権について厳しい利用が求められています。

曲によっては、使用許可を得るまでに時間がかかるものも少なくありません。

BGMの選択・使用については式場の包括契約の事情なども関係してくるので、できるだけ早めに相談しておくようにしましょう。

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会場装花の検討

Photo by Thomas William on Unsplash

会場を彩る花材は以外に予算がかかります。

最初のパックに組み込まれている花がどこまでの装花なのかは初めに確認しておきましょう。

じつはメインテーブルの花しか設定されていないというプランも存在します。

ウェディングに使用される花は、

  • ブーケ・ブートニア
  • 髪飾り
  • チャペルの献花・装花
  • メインテーブル装花
  • ゲストテーブル装花×テーブル数
  • 会場エントランス
  • 受付・待合所
  • 両親への花束

などなど、

その他、ウェディングケーキの装飾やナイフ、フラワーシャワー用花びら、お色直し用ブーケ、ブーケトス用ブーケと、追加していけばキリがありません。

花にかかる料金は思っている以上に大きく、多くの場合初期の見積りより追加料金が発生しやすい項目でもあります。

とは言っても、花は価格をケチると会場のイメージに大きく影響を与える項目です。

ゲストの目につきやすい部分は予算をケチらずに豪華に仕上げましょう。

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逆に、あまり目につかないような部分は、価格の抑えられる造花やグリーンを使ってもそれほど印象に大きな影響は与えません。

フラワーコーディネーターにしっかりとイメージを伝えておきましょう。

落ち着いた雰囲気の挙式を演出するのに、近年では『ドライフラワー』を使った装飾も人気が出てきています。

ブーケ・ブートニアのデザイン

会場装花と一緒に決めておきたいのが、ブーケのデザイン

当日の衣装や会場の雰囲気に合わせてデザインしてもらいましょう。

外部のお花屋さんに依頼することも不可能ではありませんが、ブーケだけ別にお願いすると、会場の装花とちぐはぐしたデザインになる場合があります。

基本は式場装花と同じフワラーデザイナーにお願いする方がいいでしょう。

もし別にお願いする場合は、会場や他の装花のイメージをしっかり伝えてから作ってもらうようにしてください。

永遠に残せる!ウェディングブーケ

こだわりのたくさん詰まった、思い出のブーケ。

生花である限り、いずれは枯れてしまいます。

でも今はプリザーブド加工などの技術でいつまでもきれいにブーケを保存できるサービスもあります。

ウェディングブーケ

いつまでも手元に置いておきたい。そんな方は確認してみてはいかがでしょうか。

映像・撮影関連の打ち合わせ

結婚式の撮影の依頼をしておきましょう。

カメラマンはお願いすることが多いが、迷うのがビデオ撮影。

ビデを撮影を依頼すると、15万~30万円ほどの費用が必要となります。

ここは好みの問題ですが、当方としては『大人婚』でのビデオ撮影は不要だと考えます。

正直言って、結婚式の動画は終わってからほとんど見ることがない。

式の後に1回しか見ていないというカップルが半数近く存在します。

式全体を通して撮影しなくても、ケーキカットや動画で残しておきたい主要なイベントは、参列してくれたゲストにお願いしておいてもいいと思います。

最近はスマホの動画撮影機能でも、十分にきれいな動画が撮影できます。

予算の削減を考えるなら、撮影は写真だけにするのもプランのひとつです。

プロフィールムービー打ち合わせ

ふたりの経歴やなれそめを動画で紹介する『プロフィールムービー』を流すことが、最近の結婚式では多くなっています。

プロフィールムービーは安いものでは1~2万円から作成できますが、安いものは決まった型を使用して組み上げる面白みのないものになってしまうことが多い。

とはいっても、完全オリジナルで作成する場合は、予算もそれなりにかかります。

どのようなものを作りたいのか、しっかりふたりで話し合っておきましょう。

上質のプロフィールムービーを安く作るなら、式場外の業者に直接依頼する方法もあります。

式場側に持ち込みのムービーの再生が可能かどうかは事前に確認しておきましょう。

両親への手紙・謝辞の作成

思っているよりも準備に時間がかかるのが、この『両親への手紙』

結婚式のハイライトともなる場面で読み上げるので、しっかりしたものを用意したいものです。

ほとんどのひとが、読み上げるための両親への手紙など書いたことはないでしょう。

書き始めたからと言ってすぐにスラスラかけるようなものではありません。早めに準備を味めておきましょう。

それでも、どうしてもだめな場合、現代には『スピーチ代行』というサービスもあります。どうしても無理な時はお願いしてみましょう。

結婚式準備 1か月前

最後の一ヶ月は、今までとは比べ物にならないほどにスケジュールがいっぱいです。

本番までもう一息。

気も体も引き締めてのぞみましょう。

ゲストの出欠確認

招待状

送った招待状が次々に返信されてきます。

出席人数を確認して会場の設定を決めていきましょう。

中には返信期日を過ぎても返信をくれないゲストもいます。

友人ならばLINEなどでも構わないですが、目上の人・上司などの場合は直接会うか、電話で確認をとるようにしましょう。

口頭で確認をとっても、返信はもらおう

LINEやメールならばテキストが残りますが、電話や話しただけでは後にトラブルとなる場合もああります。

了解をもらったとしても、招待状の返信は送ってもらうようにしましょう。

ゲスト関連内容の決定

出席者が決まれば、ゲストに必要な手配を始めます。

主なものとして、

  • 両親の衣装・着付けの手配
  • 遠方からくるゲストの宿泊の手配
  • 主賓等のお車代の準備

などがあります。

地域によって必要となるものがあったり、式の形態によって準備する内容は変わってきます。

詳しくはプランナーと相談し、失礼のないように準備を行いましょう。

席次の決定・席札作成

席札

出席者が決まったら席次を決めます。

基本的には高砂(新郎新婦のメインテーブル)の前に入場してくる花道を設け、左右に新郎新婦の関係者の席を配置します。

各テーブルの席札はゲストからも目立つ存在。

手作りでコストを抑えるのもいいですが、あまりに安っぽい装丁では印象が悪い。

ペーパー類は値段で質感が大きく異なります

ゲストが直接手に取る部分でもあるので、しっかりしたものを用意しておきたいところです。

司会者との打ち合わせ

当日、式の進行をリードしてくれるのが司会者。

司会者との打ち合わせは基本的に一回であることが多い。

短い時間できちんと式のイメージや、希望を伝えておくことが重要。

できれば、司会者との打ち合わせ前にプランナーと予行練習をしておくのがおすすめです。

ウェルカムボードの作成

ゲストを迎え入れる受付などに飾られることになる『ウェルカムボード』

特に決まりはないが、二人の名前やメッセージを書く場合が多い。

会場でお願いすることもできるが、個性を出したい場合や、会場で用意してくれるデザインが気に食わない場合などは自作するカップルも多い。

似顔絵イラストなどを飾るカップルも多いが、絵柄によってはかなりポップな雰囲気になってしまいます。

依頼する場合には式のイメージを壊さないようなデザインの絵柄をお願いするようにしましょう。

リングピローの決定

挙式を行う際に結婚指輪を置く小さなクッション。

基本的には式場で用意してくれるので、特に問題がなければそのまま利用しても構わない。

こだわりで自作する場合も多いが、実際式ではそれほど目立たないので、忙しいようであれば他の自作用品に集中しても構わないかもしれないです。

プチギフト準備

プチギフトとは、披露宴のお見送りなどで新郎新婦がゲストに手渡す小さなギフトのこと。

クッキーやお香、入浴剤など500円程度のものを用意することが多い。

ブライダルネイル・シェービング

ウェディングドレスに合わせて施すネイルと、ドレスで隠れない部分の産毛を剃るエステのこと。

ネイルは種類によってもちが違うので、どの形を選ぶかによっても準備の時間が変わってきます。

爪が伸びるとデザインが崩れるので、ネイルを行うのは前日~数日前から基本。

指先を使う仕事で難しいのであれば、チップを利用すれば当日に取り付けることも可能です。

手袋等に引っかかって外れやすい欠点もあるので、取り付けた後は注意しましょう。

シェービングは理容師免許を持った人に行ってもらう必要があります。

こちらは7~3日前くらいまでに行います。

肌が弱い人は事前に理容師に相談して自分に合ったシェービングを行ってもらうようにしましょう。

ヘアメイクリハーサル

結婚式当日のメイクやヘアスタイルを事前に確認しておく作業。

当日になって「イメージと違う!」なんてことのないように、美容師さんとよく相談しておきましょう。

支払いの確認

結婚式の費用の平均は300万円以上。

この支払は一般的に『事前払い・現金振り込み』という形がとられることが多い。

車が一台買えるような大金です。

一時的にせよ、これだけのお金を事前に要するのは大変。

金額も大きいため、銀行の送金限度額を超えてしまい一度に送れない場合もあります。支払いの方法は事前に送金できるかどうかなどを確認しておきましょう。

式場の中には一時金を納めておけば、残金は式後に入金にしてくれる場合もありますが、これは式場によるとしか言えません。

一部結婚式場ではクレジットカードが利用できる会場もありますが、こちらもほとんどの場合限度額を超えてしまうのでカード会社に一時的な限度額の引き上げを申請しておく必要があります。

ブライダルローン

結婚式の予算
結婚式の予算

結婚式費用の支払いにはブライダルローンというものもあります。

ご祝儀が入るまでの短い期間の利用であれば、手持ちの資金を崩さずに支払えるという点では利用価値はあります。

しかし、身の丈を超える借り入れをしてしまうと、その後の生活にも支障をきたすことになります。

あくまで、結婚式を終えるまでの一時的なものとして利用するようにしましょう。

利用できるローンには、銀行がおこなうブライダルローンと、ブライダルハウス系のローンがあります。

一般的に審査が厳しいほど金利は低くなります。

銀行系ブライダルローンは審査にも時間がかかるので、おおよその総額が固まったら早めに相談しておきましょう。

婚姻届け

婚姻届けは別に結婚式当日に出さなければいけないという決まりはありません。

マイナビウェディングの調査によると、7割近くは事前に入籍をすましているという結果でした。

結婚式と入籍の順番(マイナビウェディング調査より)

式当日は何かとあわただしくなるので、事前に入籍しておくことは有効です。

ですが、婚姻届けは24時間受付してくれるので、同日に提出することもそれほど難しくはありません。

書類の不備があると受理してもらえないので、よく確認して提出しましょう。

事前に役所で内容確認をすましておくと、間違いもなく安心です。

ちなみにうちは当日入籍。

リゾートウェディングでしたが出発前の早朝役所に提出して式に臨みました。

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まとめ

いかがでしょうか、思った以上にやることが多くて驚いたのではないでしょうか。

確かに大変ですが、おそらく自分が主催して大人数のゲストをもてなすなんて経験は『結婚式』だけ。

これだけのイベントを企画からすべて主体的に行っていくことは、大きな人生経験になります。

式について二人で話し合うことで、よりお互いのことを理解することもできます。

とはいえ、結婚式の内容についてカップルの間でけんかになったという経験者の数は75%

お互いの持つイメージ・希望と、現実的な対人的・金銭的な問題のギャップなど、ぶつかることも多いと思います。

しかし、これくらいのことが乗り越えられないようでは、これから何十年とお互いに協力し合って新たな生活を行うのはむずかしい。

結婚式準備は『ケーキカットよりも先に行う、初めての共同作業』です。お互いを尊重しあってひとつずつ決めていきましょう。

それでも自分たちの結婚式がイメージできない…そんな時はプロのウェディングプランナーに相談

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おふたりの結婚式が、いつまでも思い出に残る素敵な式になることをお祈りしています。

  • この記事を書いた人

miyabi

アラフォーを通り越してアラフィフに迫る結婚歴は15年の40代、 フラワー業界を通じてウェディングに20年以上携わっています。 自らも、数多くの式に参列した経験をもとに、これから式を挙げるカップルのためにウェディングのすばらしさを紹介しています。

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