ウェディングフェア

結婚式の基礎知識

ウェディングフェアって何ができる?効率的な見学の方法

結婚式を挙げる。

多くの人は人生に一度だけ。

つまり、何歳であろうとほぼ全員が素人

人の式に参加したことがあっても、自分で式を挙げるのはだれもが初めてです。

いざ始めるにしても、何から準備していいかわからない。

そんな時におススメなのが「ウェディングフェア」への参加です。

結婚式場は、ほぼすべての会場で見学やフェア、相談会など、式の内容について何かしらの説明を行っています。

式を挙げるか悩んでいるカップルも、結婚式について知識がなければ判断することはできません。

まずは一度、近くの気になる会場に足を運んでみましょう。

今回は『ブライダルフェアって何ができる?効率的な見学の方法』について紹介します。

式場探しサービスを利用しよう。

ブライダルフェアに参加するには、各種式場探しのサービスを利用するのが便利です。

目的の式場が決まっていたとしても、直接見学を申し込むのではなく、式場探しサービスを経由することで特別割引や、ご祝儀がもらえる場合もあります。

お得になった分のお金でドレスや料理をランクアップさせることも可能。

同じ会場であっても、式場探しサイトごとに特典が異なる場合もあるから、いくつかのサイトで比較検討するのがおすすめ。

代表的なサービスは以下の通り。

式場は最低3か所以上まわろう

式を挙げたい会場が決まっている場合でも、最低3か所以上の式場で話を聞くことがおすすめ。

できれば、それぞれに見積もりまで話を進めるのがベストです。

結婚式にはたくさんの費用が掛かります。

できるなら無駄なお金は少しでも節約したいところ。

初めて結婚式を経験するカップルにとって、その見積もりが高いのか安いのかも判断することができません。

いくつかの見積もりを見比べることで、結婚式にかかる費用の内訳が見えてきます。

関連リンク→:低コストでも、ハイクオリティな大人の結婚式~費用を最小限にするコツとは?~

値引き交渉を行う際にも、他の式場の見積もりがあることで交渉しやすくなります。

最終的には金額ではなく、自分たちが結婚式を挙げたい場所で行うのがもちろんいちばんですが、節約出来るものはしっかり節約していきましょう。

それに『絶対にこの式場で挙げたい』と決めていたとしても、いくつかの候補を回ってみることで新しい発見があるかもしれませんよ。

ブライダルフェアの見積もりの多くは最低ライン

ブライダルフェアを利用して最後まで話を聞くと、概算の見積もりが提示されます。

以外と安いと感じるかもしれませんが、ここで注意!!

多くの場合、追加料金が発生しそのままの価格で結婚式ができることはほとんどありません。

結婚式場もビジネスです。

できるだけお得な情報を提示して、自分たちの会場で式を挙げてもらおうと、割安な情報を全面に出して営業してきます。

しかし、実際に契約すると、選べるドレスが極端に少なく追加料金が発生したり、お酒が別料金だったりと、予定外のコストが追加されていきます。

次々にオプション料金が加算されて、最終的に見積もりよりも100万円以上高額になるなんてことはよくある話です。

『1件目割引』『当日契約』は要注意!

特に、「今決めてくれたら特別割引」などその場での契約を迫る式場には注意が必要です。

一度サインしたら最後、契約条項で縛ってキャンセルをむずかしくしてくる式場も、残念ながら存在します。

特に最初の見学の際は、素敵な会場にテンションが上がって正確な判断がつかなくなっている場合があります。

結婚式場の契約はクーリングオフの対象外です。

不要なトラブルに巻き込まれないために、どんなに気に入った会場であっても、その場での契約は避けて1日以上じっくり検討しましょう。

それでもやっぱりその式場が気に入ったのなら、その時改めて契約しましょう。それからでも遅くはありません。

関連リンク→:ウェディングフェアって何ができる?効率的な見学の方法

見学前に準備しておくこと

ブライダルフェアの参加を決めたら、当日になる前に決めておいた方がいい内容というものが存在します。

効率的にブライダルフェアを利用するためにも、二人で事前に打ち合わせを済ませてからフェアに望むようにしましょう。

二人で事前に決めておいた方がいいこと

  • 挙式のスタイル 
  • 開催地
  • 披露宴の規模と人数
  • イメージ
  • 日取り
  • 予算
  • 親の意見

ひとつずつ解説します。

挙式のスタイル

結婚式はふたりの愛を誓う儀式。

この誓いを誰に対して誓うのかで、挙式のスタイルが変わってきます。

大きくは、キリスト教式(教会式)・神前式・人前式・仏教式がありますが、やはり人気なのはキリスト教式

チャペルでの誓いとウェディングドレスは花嫁の憧れ。

でも、大人婚になると神前式の和装人気も高くなります

多くの結婚式場ではキリスト教式を中心とした構成になっていることがほとんど。他の希望があるなら先に考えておきましょう。

開催地

どこで式を挙げるかも重要。

基本は居住地の近くで行われることが多いですが、アラフォーの結婚式では参列者を少人数に絞る、もしくは二人だけでリゾート地で式を挙げる『リゾートウェディング』も人気。

予算はかかりますが、ハワイなどの海外での挙式は、日本のチャペルとは段違いの美しいチャペルや景観の中での挙式が可能です。

関連リンク→:【大人婚】挙式は海外?それとも国内?リゾートウェディング両者のメリット、デメリットを比較!

披露宴の規模と人数

もちろんゲストを招く人数が増えれば増えるほど予算は膨らみます。

年を重ねた分付き合いも多くなっている二人。多くの仲間に祝福してもらいたいと思うのも当然ですが、あらかじめ招待客の人数は相談しておくのがおすすめです。

結婚式は両家のゲストを大体同数にするのが一般的。

花婿・花嫁どちらかのゲストだけが極端に多くならない用に話し合いをしておくと打ち合わせもスムーズに進みます。

関連リンク→:アラフォーの結婚式には、だれを招待する?ゲストを決める方法

結婚式のイメージ

例えば教会式にしても、真っ白で豪華なステンドグラスで飾られた明るい式場から、石造りで荘厳な落ち着きのある教会まで、雰囲気はさまざま。

ふたりのイメージが全く違うと見学しても話がかみ合いません。

どんな式にしたいのか、インターネット上の画像などを参考に話し合っておきましょう。

意見がぶつかった時は、花嫁の意見を尊重するのがいい結婚式にするコツです。

関連リンク→:どこで式を挙げる?大人婚の会場別メリット・デメリット

日取り

いつ式を挙げるか。これも重要。

結婚式の順部には最低でも半年以上の時間がかかります。

いつ頃結婚式を挙げたいか予定をたてて、逆算してやることを決めていきましょう。

挙式までには頻繁に打ち合わせに通う必要が出てきます。

仕事の繁忙期などで休みが取れない時期がある場合は相談会の際にこたえられるようにしておきましょう。

関連リンク→:結婚式のおすすめタイミングは?時期別のメリット、デメリットを紹介!

予算

結婚式の費用の平均は320万円ほど。

これは行う式の内容や規模によっても変わってきます。

ブライダルフェアで提示される金額は、最も安いプランが提示されることがほとんど。多くはこの基本プランにオプションが積みあがっていきます。

豪華にすればいくらでも豪華にできるのが結婚式。予め予算の上限は決めてから相談会に挑みましょう。

20代の結婚式では親からの支援がある場合も多いですが、大人婚の場合は多くの場合自分たちで予算を用意することになります。

結婚式の費用については二人の間でもけんかになることの多い事案です。会場で口論にならないように、十分話し合っておきましょう。

関連リンク→:あきらめない『大人婚』~急いで結婚式!安く結婚式!それでも上質な結婚式!~

親の意見

いくつになっても親は親。

結婚式は当人たちだけではなく、家と家との関係も重要です。

自分たちではさいごまで計画を決めたのに親の反対で白紙になった、なんて事例もあります。

詳細はともかく、どんな形で行うのか、だれを招待するつもりなのかくらいはあらかじめ根回ししておきましょう。

関連リンク→:35歳からの結納、アラフォーだからこそ結納

結婚式は準備に入る前が楽しい

結婚式本番はもちろん楽しいけど、それを作り上げていく過程こそが一番楽しい。

式の計画を話し合うことで、付き合っていたころには話さなかった会話、家族のこと、お金のことなどお互いをより深く知っていくことにもなります

そして何より、式場のブライダルフェアはお得がいっぱいなんです!

関連リンク→:「結婚式場検索サイト」No.1はどれ?人気の7サイト徹底比較【大人婚の式場探し】

ドレスの試着体験や、模擬挙式。

披露宴のコース料理の試食など、数々のサービスが無料(もしくはかなりの安価)にて体験することができます。

アンケート調査では平均5~6か所の会場のブライダルフェアに参加しているという結果が出ています。

中には、10カ所以上もの会場をめぐって、納得いくまで検討を重ねるカップルもいます。

筆者も10カ所まではないですが、式場を決めるまで二人でいくつものブライダルフェアを渡り歩き、数々のサービスを体験してきました。

最終的には那須高原でのリゾートウェディングを行ったのですが、納得のいくまで式場選びをしてよかったと今でも思っています。

現在はコロナ渦のおさまりで予約が殺到中。

気になる会場があれば、早めに参加予約を行いましょう。

多くの式場は一日の参加を数組に絞って行われているので、他の参加者と顔を合わせるのことはほとんどありません。

恥ずかしがらず、どんどん参加しましょう。

Tokihanadi

  • この記事を書いた人

miyabi

アラフォーを通り越してアラフィフに迫る結婚歴は15年の40代、 フラワー業界を通じてウェディングに20年以上携わっています。 自らも、数多くの式に参列した経験をもとに、これから式を挙げるカップルのためにウェディングのすばらしさを紹介しています。

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