結婚式のおすすめタイミングは?時期別のメリット、デメリットを紹介!

結婚式の基礎知識

結婚式のおすすめタイミングは?時期別のメリット、デメリットを紹介!

大人婚結婚式を挙げたいと考えている方の中には、

「どの時期がベストなんだろう?」

という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。

そこでこの記事では、時期別のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

結婚式を挙げる季節で悩んでいる方は、是非最後までチェックしてみてください。

結婚式の人気の季節は春と秋

結婚式を挙げる時期として人気が一番高いのは『秋』です。

ゼクシイ結婚トレンド調査によると、2021年の調査では、挙式を行ったカップルのじつに50%以上が、9~11月の秋に集中しています。

3~5月の春の開催も多いのですが、秋のほうが人気が高いという結果が出ています。

春は何かと忙しく、ゴールデンウイークと被るとゲストの予定と被って参加者が少なくなるからかもしれません。

とはいえ、どの季節にも良い点があれば、悪い点も存在します。

ここからはそれぞれの季節ごとの『メリットとデメリット』を比較して紹介していきます。

春に結婚式を挙げるメリット、デメリット

まずは、春に結婚式を挙げるメリットやデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

春は新生活を始める区切りの月となるので、新たな生活を始めるには非常にいい季節とも言えます。

メリット

春というのは、暑くもなく寒くもない季節ですので、新郎新婦やゲストへの負担を軽減しながら挙式を行うことができます。

また、暖かい気候を活かした演出も行えるようになりますので、思い出に残る結婚式にしたいと考えている方には最適です。

  • 人生の区切りとしてタイミングがいい。
  • 気候が安定しているので、新郎新婦・ゲスト双方にとって負担が少ない。
  • 桜など、季節ならではの景観を利用した演出ができる。
  • 休みが多く挙式の予定が立てやすい

デメリット

春は気候が安定しているため、結婚式の人気シーズンとなっています。

そのため、他のシーズンに比べると費用が高くなることもあり「徹底的にコストを抑えたい」

と考えている方にとってはデメリットになってしまうこともあります。

また、ゴールデンウィークに結婚式を行う場合、大人婚の新郎新婦の友人はすでに家族を持っている場合も多く、旅行などの予定が決まっていることが多いです。

それらの予定と被ってしまうと結婚式への参加は出席率が低下するリスクもあります。

連休に式を計画する場合、連休の中間ではなく最初か最後に設定することでゲストの予定と被りにくくするなどの配慮を考えた方がいいでしょう。

  • 人気シーズンなので、費用が割高に設定されていることが多い。
  • ゴールデンウィークはゲストの予定と被って参加者が少なくなる可能性がある。
  • 新生活の準備が忙しく参加できないゲストがいる可能性がある。

夏に結婚式を挙げるメリット、デメリット

では次に、夏に結婚式を挙げるメリットやデメリットについて詳しく見ていきましょう。

早春の6月は『ジューンブライド』と呼ばれ、6月に結婚式を挙げると一生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができると言われています。

そのため、多くの結婚式場で挙式費用の価格を高めに設定している場合があります。

新緑がきれいな季節ではありますが、梅雨時は雨も多く屋外でのイベントが行いにくい点も考慮する必要があるでしょう。

もちろん真夏ともなれば気温も高くなり、屋外でのパーティーはゲストへの負担も大きくなります。

ややデメリットも多い季節ですが、だからこそ7月以降の費用は、ほかの季節に比べ安価に設定されている場合も多いです。

メリット

新緑が映える開放感あふれる夏を選ぶことによって、明るいイメージの結婚式を行えるようになります。

また、海辺などで結婚式を行うこともできますので、ロケーションにこだわる方には最適と言えるでしょう。

夏休みなど長期休みも取りやすい季節なので、思い切って日取りを平日に設定することでさらにコストを抑えることも可能です。

  • 明るい新緑のロケーションで撮影できる
  • 『ジューンブライド』の言い伝えにあやかった挙式があげられる
  • リゾートウェディングなどでは、ビーチや海での挙式を行うことができる
  • 7月以降なら挙式費用を抑えて式を挙げることが可能となる
  • 温度もあり日が長いので、夕方から挙式を挙げるナイトウェディングなどのイベントも行いやすい

デメリット

夏場は気温が高くなるため、屋外での演出を行う場合はゲストの負担が大きくなってしまうこともあります。

夏に挙式を行う場合は、熱中症などのリスクもありますので、おしぼりや飲み物を用意したりして、ゲストの負担を軽減することが大切です。

時期によっては、お盆の帰省など家族とのイベントと被ってしまうことで参加者が減少する場合もあります。

時期の選定には配慮が必要です。

  • 6月は『ジューンブライド』として人気が高く、費用が高くなる場合がある
  • 梅雨時期は雨が多く、屋外でのイベントに制約が出る場合がある
  • 真夏の屋外での挙式は、熱中症などに注意して行う必要がある
  • 夏休み中の開催は、お盆などの行事と被らないように日程を調整する必要がある

秋に結婚式を挙げるメリット、デメリット

では次に、秋に結婚式を挙げるメリットやデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

秋は気温も落ち着き、ほかのイベントともかぶりにくいため結婚式を挙げるのには絶好の季節となっています。

アンケートでも実際に挙式を行った時期として人気ナンバー1なのも、この『秋』の季節でした。

しかし、逆に言えば人気も高く、予約が取りにくかったり、費用が高くつくといった面があることも考慮して日程を考える必要があります。

メリット

秋は、春同様暑くもなく、寒くもない丁度良い気温となりますので、快適な環境下で結婚式を行えるようになります。

また、キノコ・野菜・果物など、食べ物がおいしい季節でもあります。

秋ならではの食材を活かした料理を用意することで、季節を生かしたおもてなしができますので、ゲストにも喜んでもらえるでしょう。

紅葉のシチュエーションを利用したウェディングフォトなど、この季節でしか体験できない特別な結婚式を企画することもできます。

  • 気温が安定していて、過ごしやすい
  • フルーツや野菜など、秋が旬の食べ物が多く、季節ならではの味わいのある料理を用意することができる
  • 他のイベントと被りにくく、計画を立てやすい

デメリット

秋は台風のシーズンとなりますので、雨対策をしっかりと行うことが大切です。

また、結婚式の人気シーズンとなりますので、早い段階で準備を進めておかないと希望通りの日程で結婚式を行えなくなることもあります。

更に、連休が多いシーズンでもありますので、ゲストの予定も早めに抑えておくようにしましょう。

  • 台風など、天候が悪くなるリスクがある
  • 人気シーズンのため、日程の確保は早めに行う必要がある
  • 人気シーズンのため、挙式費用がほかの季節に比べて割高になる場合がある

冬に結婚式を挙げるメリット、デメリット

では次に、冬に結婚式を挙げるメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。

結婚式を行う季節としては最も人気のない季節です。

気温も低く、地域によっては雪などで移動も困難になる場合もあります。

時期的にも年末年始は何かと忙しく、この時期に結婚式を行うカップルは少ないです。

しかし、逆を言えば空きも多く予約が取りやすいとも言えます。

結婚式場としても閑散期なので、割引やサービスが多く見込めます。コストを抑えたい、お得に結婚式を挙げたいと考えているなら『冬の結婚式』というのも検討してみてもいいかもしれません。

式場検索サイト「ハナユメ」なら、閑散期の割引率の高い結婚式場を簡単に探すことができます。

ハナユメ割を利用すると通常料金より100万円以上も安くなる場合もあります。

冬の季節に限らず、仏滅や平日などでも割引が適用される日程は多くあります。一度検索してみてはいかがでしょうか。

メリット

冬と聞いて、「結婚式にはふさわしくない季節」というイメージを持つ方もいると思いますが、決してそんなことはありません。

冬には、

  • クリスマス
  • バレンタイン

などのイベントがありますので、ロマンチックな結婚式を計画しやすいです。

また、イルミネーションなどを取り入れることもできますので、質の高い結婚式を行える可能性が高まります。

  • クリスマスやバレンタインなど、イベントと絡めた結婚式の演出を計画できる
  • 雪景色など、ほかの季節にはないしっとりと落ち着きのある環境での結婚式を挙げられる
  • 閑散期のため、式場の予約が取りやすい
  • 割引やサービスでお得に結婚式を挙げることができる

デメリット

冬は気温が低下し、地域によっては雪が降ることもあります。

そのため、屋外での演出が制限されてしまうケースもあるのです。

どうしても屋外での演出を行いたいという場合は、ゲストの負担もしっかりと考えて、

  • カイロ
  • ブランケット
  • 屋外用暖房機器

などを用意してあげるようにしましょう。

また、雪による交通トラブルが起こることもありますので、できるだけアクセスしやすい会場を選ぶことも大切です。

  • 雪など天候状況によって屋外でのイベントが制限される
  • 気温が低く、屋外でのイベントはゲストに負担がかかる

人気シーズンに結婚式を挙げる時の注意点

結婚式は年中行うことができますが、特に人気なのは春と秋のシーズンです。

人気シーズンに結婚式を挙げる場合の注意点について、詳しく解説していきます。

費用が高くなることは覚悟しておく

結婚式の予算
結婚式の予算

季節別のデメリットの項目で解説したように、人気シーズンは結婚式の費用が高くなる傾向にあります。

値引きをしてもらったとしても、閑散期に比べるとコストがかかってしまうことが多いため、余裕をもって予算を組んでおくことが大切です。

予約はできるだけ早く

日取り
日取り

人気シーズンは式場の予約がすぐに埋まってしまいます。

人気の会場では1年前から予約が埋まっている、なんていうことも珍しくありません。

いつまでも悩んでいると、予約が取れなくなってしまうこともあります。

人気シーズンで結婚式を挙げると決めたのであれば、できるだけ早い段階で準備を行い、早急に式場を抑えるようにしましょう。

見学やブライダルフェアの参加は無料で参加できるものも多くあります。

まずは一度雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。式場の検索には「式場検索サイト」の利用が便利です。

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まとめ

結婚式を挙げる季節で悩んでいる方はたくさんいると思います。

人気のシーズンや不人気のシーズンはあるものの、結婚式は基本的に年中行うことができます。

また、不人気のシーズンにもメリットや魅力がありますので、各季節の特徴をしっかりと押さえたうえで、結婚式を行う季節を選んでいくようにしましょう。

仕事の都合などで希望の季節の結婚式が難しい場合は、海外リゾートウェディングを利用することで日本国内とは違った季節の結婚式も可能です。

あえて不人気な季節を選ぶことで、全体にかかる費用を抑えて、その分ウェディングドレスや料理などのおもてなしをグレードアップさせるというのも方法ですよ。

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miyabi

アラフォーを通り越してアラフィフに迫る結婚歴は15年の40代、 フラワー業界を通じてウェディングに20年以上携わっています。 自らも、数多くの式に参列した経験をもとに、これから式を挙げるカップルのためにウェディングのすばらしさを紹介しています。

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